フィリピン経済が今も成長し続けている3つの理由とは?

そもそもフィリピン経済は1990年代まではかなり低迷期(ASEAN最下位)でしたが、その理由として、1980年代の政治社会情勢の混乱状態からアジアで初めて対外債務のデフォルトに追い込まれて、その経済不振がかなり深刻化していたところからなのです。

 

そのような1990年代の状態から、2012年以降の経済成長率は最下位だったASEANの中でもトップクラスにまで上り詰めました。では、なぜこのようにフィリピン経済は成長しているのか。今回はフィリピン経済が成長していると言われる3つの理由について見ていきましょう。

1.在外フィリピン労働者(OFW)からの送金による景気拡大

出典 http://news.doctor-trust.co.jp/?p=11932

フィリピン経済の成長を手助けしている大きな理由として、”個人消費の拡大”があります。この個人消費を拡大させている大きな要因の一つがこの在外フィリピン労働者(OFW)からの国内への送金なのです。例えば、日本でも働いているフィリピン人をよく見かけますよね。

POINT

OFWとは、Oversea Filipino Workerの略称で、海外へ出稼ぎに行っているフィリピン人労働者を指します。国外で働いているOFWの数は1970年代は年間3万6000人程度でしたが、2013年には224万人にものぼり、なんと約40年間で60倍以上も増加しているということになります。

日本とフィリピンとでは、物価が圧倒的に違うのでやはり稼げる金額としても大きく違ってきます。このような賃金の差から、近年では日本などの国に出稼ぎに来たフィリピン人が自国の家族などに送金しているのです。これによってフィリピン人の個人消費が増えるというわけです。

年間100万人超のフィリピン人が海外就労のために出国をしており、現在海外で働くフィリピン人の総数は実に800万人を超えているといわれています。フィリピンの総人口は9,000万人規模ですから、おおよそ10人に1人が海外に出ているという計算になり、毎日3,000人以上の労働者が海外就労に出ているということになります。

出典 http://www.iomjapan.org/japan/jp_report_015.cfm

2.フィリピンの人口は増加し続けている!その若年層の多さと綺麗な人口ピラミッド

出典 http://www.mag2.com/p/money/4650/2

フィリピンは3年前に人口が1億人を突破し、世界水準で見てもその人口は12位とかなり多くなってきています。ASEANは成長が著しいと言われていますが、フィリピンだけは別格でその中でもっとも高い出生率を誇ります。そして、このフィリピンの人口は、2050年には1億7000万人にまでなると予測されています。

出典 http://www.foreland-realty.com/?page_id=1175772

下記の画像を見てもらえばわかる通り、フィリピンの人口を年代別に比較すると、ちょうど1950年代の高度経済成長期の日本と同じような「高齢者が少なく、若年層が多い」という綺麗な人口ピラミッドを描いているのがわかります。

出典 http://www.foreland-realty.com/?page_id=1175772

この高度経済成長になりやすい、俗に言う「人口ボーナス期」が2050年まで続くと言われています。経済成長の重要な鍵を握っている”生産年齢人口”は、2013年の約6500万人から、2050年にはそのおよそ倍近くある1億1000万人にまでなると言われています。

 

経済のキホンとして”人口が増えている国”は、”経済規模が大きくなる国”だと言われています。これからのフィリピンはますます経済成長していくと予想されます。

3.英語力からなるBPO産業の発展

出典 http://www.cebu-55.com/information/1850/

BPOとは、Business Process Outsourcing(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)の略称で、アメリカやアジアを中心として色々な企業がフィリピンをBPO先としてアウトソーシングしています。その業務内容は様々ですが、ソフトウェア・コンテンツ開発などをはじめとして、もっとも有名なのが”コールセンター”です。

 

コールセンターとBPO産業は近年まではほぼインドが独占していたのですが、フィリピンがついにBPO産業は世界第2位、コールセンターはインドを抜いて世界第1位になりました。

 

そもそもフィリピン人は「英語」がほとんど公用語になっていて、大半の人が英会話が可能です。その実績は、アメリカ、イギリスに次ぐ世界第3位の英語人口というくらいです。

 

そのほかにも、フィリピン人はホスピタリティがあり、さらに低賃金で若者が多く、豊富な労働力があることなどの理由から、コールセンターのアウトソーシング先として選ばれているのです。

 

このBPO産業においては欧米などの大手企業がこぞってフィリピンに拠点を設け事業を行っています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。上記の3つの理由だけではないですが、大きくフィリピン経済の成長に関係している要因をご説明致しました。日本と比べていかに今フィリピンの経済が成長しているか、というのがお分かり頂けたでしょうか。同じビジネスであっても、ビジネスをする場所をしっかりと見極めれば、”登りのエスカレーターを駆け上がるのと同じ”ということなのです。

 

フィリピンのこれからの経済成長をしっかりと見極めて、なにかチャンスを得ることができれば良いと思います。

The Woodlands Resort

 

The Woodlands Resortとは、NKFG社Durosland社で手がけるフィリピン退職庁公認の高級コンドミニアムのリゾート施設です。場所はフィリピン・セブ島でマクタン国際空港から車でおよそ40分程度のところに位置していおり、2020年に完成予定です。

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