フィリピンの主要ビザ(居住権)12種類と永住権もあわせて徹底解説!



今回は12種類のフィリピンの主要ビザ(居住権)についてと永住権もあわせて解説したいと思います。フィリピンによく行かれる方は知っておいて損はないですので、順番に見ていきましょう。

フィリピンのビザ(居住権)全14種類と永住権もあわせて徹底解説!

1.30日間無査証短期滞在(ビザなし)

ほとんどの観光者がこれに該当するのではないでしょうか。日本人はフィリピンに商用もしくは観光の目的で入国する場合は、最大で30日間フィリピンに滞在することができます。これに適用されるには入国する際に下記2つの条件に当てはまる必要があります。

適用される条件
  1. 有効な往復航空券を持っているor第三国への出国の航空券を持っている
  2. 自分のパスポートの有効期限が滞在日数に加えて6ヶ月以上あること

まあほとんどの場合は上記に当てはまるので、日本人観光者はビザを取る必要がないというわけです。30日を超えての滞在を希望される方は、入国管理局にて手続きが必要です。

ボホールのターシャちゃん
この「30日間無査証短期滞在(ビザなし)」の状態では現地で働くことはできないので注意してね!
まとめ
  • 最大で30日間の滞在が可能
  • 30日を超えての滞在は入国管理局にて手続きをする必要がある
  • 原則、働くことはできない

2.観光査証(ビザ)

こちらは上記した「30日間無査証短期滞在(ビザなし)」の状態から延長してさらに現地滞在したい場合、もしくはフィリピンに行く前に30日以上滞在することがあらかじめ決まっている場合などに発行するビザです。最大で59日間の現地滞在が認められています。このビザもさらに延長したいは現地で申請すれば最大で3年までは滞在可能です。

この観光査証(ビザ)を取得する条件としても「30日間無査証短期滞在(ビザなし)」同様に下記条件が必要です。

適用される条件
  1. 有効な往復航空券を持っているor第三国への出国の航空券を持っている
  2. 自分のパスポートの有効期限が滞在日数に加えて6ヶ月以上あること
オスロブのジンベイくん
この観光査証(ビザ)は、日本で取得する方法フィリピン現地で取得する方法の2パターンがあるよ!

※「観光査証(ビザ)」を日本で取得する方法

日本で観光査証(ビザ)を取得する場合は”無料”でできますが手続きが少々めんどくさいです。上記したあらかじめ30日以上の滞在が決まっている場合などは日本で取得した方が良いでしょう。1つ注意点があるとすれば、「取得した後3ヶ月以内にフィリピンに入国しなければならない」ことが条件ですので気をつけてください。

日本での観光査証(ビザ)は、東京の「在日フィリピン共和国大使館」「在大阪・神戸フィリピン総領事館」のどちらかで手続きする形になります。その両方とも距離的に遠いという方は現地で手続きをしてしまっても良いでしょう。

その手続きの際に必要な書類は下記になります。

必要書類一覧
  • パスポート原本
  • パスポート写真のあるページのコピー…1部
  • 証明写真(3.5cm×4.5cm、フルカラー)…1枚
  • ビザ申請書(領事館窓口でもらうことも可能)
  • 経済能力を証明する書類(預金通帳の原本+最新の取引明細あるいは残高証明書)
  • 職業を証明する書類
  • フィリピン国内の滞在証明(ホテルの予約確認書など)
  • フライトスケジュールがわかる書類(航空券など)

発行までの期間は5営業日をみていれば問題ないと思います。提出書類が多いのと発行場所が限定されてしまうのが難点ですが、「無料で取得したい」「日本の方が安心」という方は、国内で取得することをおすすめします。

まとめ
  • 料金は「無料」で取得できる
  • 取得後3ヶ以内に入国する必要がある
  • 発行までの期間は5営業日
  • 原則、働くことはできない

※「観光査証(ビザ)」をフィリピンで取得する方法

次にフィリピン現地でビザを発行する場合なのですが、こちらは”3130php(約6520円)”かかります。こちらの方が簡単に取得できますので、出発までに時間がないという方はフィリピン現地でとっても良いかもしれません。

観光査証(ビザ)をフィリピンで発行できる場所は「各都市の入国管理局(イミグレーション)」で手続きが可能です。この場所については、フィリピン入国管理局公式HPにてご確認をお願いします。

手続きの際に必要な書類は下記になります。

必要書類一覧
  • パスポート
  • 証明写真(2インチ×2インチ、背景は白)…1枚
  • ビザ申請書(窓口でもらうことも可能)

発行にかかる期間としては、マニラなら早くて10分程度でできてそれ以外の場所だと基本的に数日かかります。また、注意点としてこの手続きはフィリピン現地に入国してから30日以内に済ませておいてください。1ヶ月を過ぎてしまった場合は、その後1ヶ月ごとに500php(約1041円)の料金が発生します。

ボホールのターシャちゃん
現地で観光査証(ビザ)をとる場合は、最初入国する際はビザなしでの状態になるよ!この時に、イミグレで帰国時の航空券の提示を求められることがあるから、現地滞在を延長して観光査証(ビザ)を発行する予定である旨を伝えてね!
まとめ
  • 料金は3130phpかかる
  • 出発まで時間がない方におすすめ
  • 発行までの期間はマニラなら10分〜数時間、その他の都市なら数日
  • 手続きは入国30日以内に済ませること(1ヶ月過ぎるごとに500phpの料金がかかる)
  • イミグレにて現地滞在を延長して観光査証(ビザ)を発行する予定であることを伝える
  • 原則、働くことはできない

観光査証(ビザ)の期間延長について

観光査証(ビザ)の60日間を超えての滞在を希望される方は、現地で延長手続きをすればさらに”1ヶ月”か”2ヶ月”ごとの延長ができます。滞在期間の延長の料金は下記の表を参考にしてください。

滞在期間延長料金(1ヶ月更新)延長料金(2ヶ月更新)
1ヶ月(29日) 0php 0php
2ヶ月(59日)3130php3130php
3ヶ月(89日)7590php7590php
4ヶ月(119日)4150php4150php
5ヶ月(149日) 2430php2930php
6ヶ月(179日)2430php2930php
7ヶ月(209日)3840php4340php
8ヶ月(239日)3840php4340php
9ヶ月(279日)3840php4340php
10ヶ月(309日)3840php4340php
11ヶ月(339日) 3840php4340php
12ヶ月(379日) 3840php4340php

延長申請は念のために帰国の1週間以上前にするのが良いでしょう。フィリピンはお国柄様々な手続きに時間がかかる場合が多いので、余裕をもった申請手続きをお願いします。もし万が一オーバーステイ(違法滞在)をしてしまった場合は、1日あたり500phpのペナルティが発生します。

オスロブのジンベイくん
放置しておくと大変なことになるから、すぐに延長滞在の手続きの申請を終わらせてね!
まとめ
  • 現地の延長手続きは1ヶ月更新か2ヶ月更新の選択
  • 延長申請は余裕をもって行うこと
  • オーバーステイは500php/日の罰金
  • 絶対にオーバーステイのまま放置してはダメ

3.労働査証(ビザ)

労働査証(ビザ)を取得するためには、まず「外国人労働局(DOLE)」というところで「外国人雇用許可証(AEP)」というものの発行が必要になります(このAEPが免除されている特定の外国人もいます)。

これを持って入国管理局にて労働ビザの申請をします。フィリピン現地での就労期間が半年未満の方は、AEPを申請する必要はありませんが、入国管理局にて「特別就労許可」を取得する必要があります。)

主に一般的な労働ビザの取得方法としては、上記した2つの「ビザなし」もしくは「観光ビザ」で入国し、現地で申請をするという方法です。この「外国人労働局(DOLE)」に申請する際の注意点として、「雇用契約に署名してから15営業日以内」か、「実際に雇用が開始する前」のいずれか遅い方の期間までにおこなってください。

ボホールのターシャちゃん
AEPの有効期間は、原則「1年間」だけど、最長を5年までとして雇用契約と同じ期間にすることも可能だよ!
まとめ
  • 労働ビザを取得するためには「外国人労働局(DOLE)」「外国人雇用許可証(AEP)」を取得する必要がある
  • 就労期間が半年以内の場合は、AEPはいらないが、入国管理局にて「特別労働許可」を取得する必要がある
  • 「雇用契約に署名してから15営業日以内」か、「実際に雇用が開始する前」のいずれか遅い方の期間までにDOLEに申請をする必要がある
  • AEPの有効期間は原則1年間(最長5年)

4.特別永住権査証(ビザ)【SRRV】

特別永住権査証(ビザ)【SRRV】は、フィリピンで長期滞在したいという方が取得する一番ポピュラーなビザです。リタイヤメント用の永住権ビザなのですが、35歳以上であれば取得可能なのでかなり人気は高いです。

条件としては、申請時にフィリピンに1ヶ月以上の滞在が必要なのと、現地退職庁指定の銀行口座に一定の金額を半年間以上定期預金として預けている必要があります。

オスロブのジンベイくん
この特別永住権査証(ビザ)【SRRV】は、大きく分けて2種類あって、その種類によって定期預金として預託する金額が変わるよ。種類はこんな感じ。
特別永住権査証(ビザ)【SRRV】の種類と条件
  • CLASSIC

35歳〜49歳までは50000ドルの預託が必要。

50歳以上は20000ドルの預託が必要。(年金受給者は半額)

預託金は退職庁公認のコンドミニアムに転換することが可能。(▶︎セブ島コンドミニアム【The Woodlands Resort Communities】

ビザ発行の1ヶ月後から投資に転換することができる。

  • SMILE

35歳〜49歳までは20000ドルの預託が必要。

預託金を投資に転換することは不可。

両方とも年会費の360ドルとPRA申請料1400ドルが別途かかります。また、家族であれば3名までは1名扱いとなり、上記の料金で特別永住権査証(ビザ)【SRRV】が取得可能です。あとは、外国人就労許可証を取得すれば現地で働くことも可能です。

まとめ
  • 35歳以上であれば取得可能
  • 申請時に1ヶ月以上の滞在が必要
  • 退職庁指定の銀行口座の定期預金に一定の金額以上の預託が必要(半年以上)
  • 特別永住権査証(ビザ)【SRRV】は2種類に分けられる
  • 年会費360ドル・PRA申請料1400ドルが必要
  • 現地で労働可能

5.特別投資家査証(ビザ)【SIRV】

21歳以上の方なら年齢は関係なく、フィリピンの株式や不動産などに75000ドル以上を投資すると発行できるビザです。投資が継続する限り滞在可能日数は無制限ですが、毎年の更新が必須です。

ボホールのターシャちゃん
現地の就労許可を取れば働くこともできるし、家族も3人までなら適用されるよ!
まとめ
  • 21歳以上
  • フィリピンの株式や不動産に75000ドル以上投資
  • 毎年の更新が必須
  • 就労許可を取れば働ける

6.条約投資家査証(ビザ)

滞在可能日数は1年で毎年更新が可能です。この条約投資家査証(ビザ)は、フィリピンとの移民協定を結んでいる国(日本・ドイツ・アメリカ)の国籍を持つ人で現地で法人を設立し、その持ち株が30万php以上の場合のみ発行できるビザです。

オスロブのジンベイくん
ビザを取る時にはもちろん外国人就労許可の取得が必須になるよ。このビザは申請に半年程度かかることもあるから、期間には余裕を持つことをおすすめするよ!
まとめ
  • 滞在可能日数1年(毎年更新可能)
  • 移民協定を結んでいる国籍を持つ人が現地法人を立ち上げ、持ち株が30万php以上の場合のみ発行可能

7.特別割当移住査証(クオータビザ)

このクオータビザは、移民協定を結んでいる国日本・ドイツ・アメリカ)の国籍を持つ人で、各国年間50人を上限として発給される貴重なビザです。フィリピンでも最高のビザであり、厳密にいうとこのビザが唯一の「永住権」です。

取得条件としては、フィリピン国内外での無犯罪証明証を持っていることと、フィリピン現地口座の50000ドル以上の残高証明書が必要です。提出書類が多く取得するのにかなり難易度が高いビザです。

基本的に永住権は5年のうち何年は居住していなければならない等の縛りが発生するのですが、この永住権は特にそのハードルが低く5年に1回フィリピンを訪れれば半永久的にビザを維持し続けられるのです。つまり永住権とありながら特に現地に住んでいなくても大丈夫というわけです。

ボホールのターシャちゃん
残高証明書は必要だけど、さっき説明した「SRRV」のビザのように預託金などの縛りもないよ。このビザの中には就労許可も付いていて、現地で働くこともできるよ。さらに年間の維持費も日本円に換算しておよそ700円くらいだからかなり低コストで維持できるよ。
まとめ
  • 移民協定を結んでいる国に対して各国で年間50人に発給される
  • 国内外での無犯罪履歴証明書が必要
  • 現地口座に50000ドル以上の残高証明書が必要
  • 提出書類が多く難易度が高い
  • 5年に1度フィリピンに訪れればビザを更新し続けられる
  • 年間の維持費が700円程度
  • 就労可能

8.結婚用・永住移住査証(ビザ)

これはフィリピン人と結婚した外国人が申請できるビザです。年齢制限として18歳以上が対象で、「13A」(仮永住ビザ)と「13B」(永住ビザ)の2種類が存在し、取得して最初の1年は仮永住ビザの「13A」で、その後「13B」の永住ビザに切り替えられます(手数料310php)。

ボホールのターシャちゃん
このビザの有効期限は、結婚している限り。だから、離婚さえしなければフィリピンに簡単に住めてしまうビザなの。さらに働くこともできるのでおすすめ!
まとめ
  • フィリピン人と結婚した外国人が申請可能なビザ
  • 年齢は18歳以上
  • 取得して最初の1年は仮永住ビザ
  • 翌年以降に永住ビザに切り替えられる
  • 就労も可能

9.ロングステイ査証(ビザ)【SRVV】

このロングステイ査証(ビザ)は、フィリピンにコンドミニアムなど不動産を所有している人もしくは、退職庁指定の宿泊施設に泊まる人を対象に使うことができるビザです。

オスロブのジンベイくん
最長でも1年間だけの滞在で、1人1回限りのビザ。(延長、滞在不可)このビザの取得中にフィリピンから出国してしまうとビザが失効になってしまうので注意してね。
まとめ
  • 現地にコンドミニアムなどの不動産を所有している人・退職庁指定の宿泊施設に泊まる人が対象
  • 最長1年間の滞在
  • 1人1回限り

10.バリックバヤン査証(ビザ)

このビザは、フィリピンの人と結婚したが、上記した結婚用・永住移住査証(ビザ)を取得していないという外国人が申請することのできるビザです。

ボホールのターシャちゃん
バリクバヤンズ(フィリピン国外に居住するフィリピン国籍者と旧フィリピン国籍者)か、その外国籍の配偶者や未婚の子供は、フィリピンを訪れる時に1年間の滞在が可能(延長不可)になって、空港税が免除されるよ!
まとめ
  • 結婚用・永住移住査証(ビザ)を取得していないという外国人が申請するビザ
  • 1年間の滞在が可能(延長不可)
  • 空港税が免除

11.学生査証(ビザ)

フィリピンの学生ビザ取得は18歳以上の外国籍の人であることが条件で、留学の期間によって許可の種類が分けられています。30日以内の滞在であれば、「30日間無査証短期滞在(ビザなし)」の状態で、SSP(Special Study Permit)という許可をとる必要があります。

このSSPは、語学学校に入学する全ての外国人は取得する義務があり、学校を変えるごとに申請が必要です。(半年間有効)SSPはビザとは別のものですので、30日以上滞在する場合は、上記した観光ビザ(基本59日間の滞在・延長可)に切り替える必要があります。

60日を超えての滞在を希望の場合、ACR I-Card」(Alien Certificate of Registration)というものを発行しなければなりません。これは60日以上滞在する全ての外国人は取得する義務があります。これは2回目の観光ビザの延長時に同時に行います。

そして、半年以上滞在する場合は、ECC(Emigration Clearance Certificate)という許可が必要で、これは移民局にて申請します。費用は500php〜1000php程度です。

学生ビザに必要な許可の費用まとめ
  1. SSP…5000php~6500php
  2. ACR…3500php
  3. ECC…500~1000php

12.特別研修査証(ビザ)

このビザは、上記した「30日間無査証短期滞在(ビザなし)」もしくは「観光ビザ(基本59日間の滞在・延長可)」で、入国しその後現地の移民局にて申請が可能です。

フィリピン現地での無報酬・無収入の労働をしていることが条件で初回3ヶ月の期限で発行される特別査証(ビザ)です。(技術指導・研修等)次回更新で3ヶ月まで延長可能です。(最大滞在期間6ヶ月)

オスロブのジンベイくん
でも実際には、観光ビザでも延長すれば6ヶ月間の滞在が可能だから、そこまで必要のないビザかもしれないね。
まとめ
  • フィリピン現地での無報酬・無収入の労働をしていることが条件
  • 初回3ヶ月、次回更新でさらに3ヶ月まで延長可能
  • 観光ビザでも延長すれば6ヶ月間の滞在が可能なのでそこまで必要性が低い

まとめ

いかがでしたでしょうか。正確にいうとまだフィリピンで使えるビザはあるのですが、ここでは主要なビザを12種類ご紹介しました。フィリピンに住みたいとお考えの方はぜひとも参考にしてみてください。

The Woodlands Resort

  The Woodlands Resortとは、NKFG社Durosland社で手がけるフィリピン退職庁公認の高級コンドミニアムのリゾート施設です。場所はフィリピン・セブ島でマクタン国際空港から車でおよそ40分程度のところに位置していおり、2020年に完成予定です。

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